(僕の世界の全ては君であるように、君にとっての僕も、そんな存在でありたい)

01 いつでもきみの名を惜しみなく呼べるように、ある日僕は仔猫にきみの名を付けた
02 だからどうか気付いてほしい。僕はいつでもきみを想ってるってこと。離れる時間がいらないくらいに
03 きみは僕をどう思う?その答えが聞きたくて、小さな賭けをすることにした
04 だけどまた会えたねと笑ったら、きみは少しバツの悪い顔をしてちっとも嬉しそうじゃなかった
05 更にお邪魔虫も乱入しちゃったから、なかなかきみと話せない。だから少し強引だったけど、きみを送っていくことにする
06 ついでに少し意地悪させて。別に良いよね?まあそもそも、きみに拒否権なんてないけれど
07 もし来ないと言うのなら、僕がその手を引いて走るまでだよ。だからきみは、僕にしっかりついて来て
08 それに少しずるいやり方だったけれど、「約束」って言えばきみのことだから、きっと頷いてくれると思ったんだ
09 何か言いたげなきみの口、塞いであげる。他の誰でもない僕の手で
10 そしたらきみは、恥ずかしそうに目を瞑って俯いた。だから僕はきみが嫌がると分かっていても、つい意地悪したくなる
11 だけど、ねえ。なんで昨日ちゃんと体調悪いって言わないの。きみのそういうところ、すごく馬鹿だよね
12 甘えん坊なきみのそばにずっといてあげたいけど、今日のところは帰ってあげる