トリップ娘と平助くん



★どうやら平助くんが1人で悩んでいるようです
「どうしたもんかなー…」
「あの…とーどー、さん…?」
「ん?…あ!あんた!総司の…!」
「あ、はい。です!(わ!私ちゃんと沖田さんのおともだちってことで認識されてるんだあ!おともだち!おともだち!)」
「あーそうそう!!…さん!(総司の女ってことしか記憶になかったから、名前忘れちまってたんだよな…!ていうか肯定したってことは、やっぱりそうなんだ…!)…えっと、どうしたんだ?」

「いえ。とーどーさんによく似たしっぽが見えたので、もしかしてそうなのかなー…と思って声掛けてみただけなんです。だから、特にこれと言った用は無いんですけど…」※平助くんのポニーテール的な意味で
「…しっぽ…ああ、こいつ?そうなんだよ。なんかすっかり懐かれちまったみたいでさあ。まだ子犬みたいなんだけど、親犬も飼い主らしき奴もいないし…だからどうしたものかと思って」
「(あれっ!リアルわんちゃんがいたんだ!ちょうど隠れて見えなかった…!で、でもなんか!なんかとーどーさんと似てる!毛並みの色とかくりっとした目とか!)……えっと…お、弟…ですか?」
「え?いや、俺が見つけたときはこいつ1匹だけだったから、多分兄弟はいないと思うけど…」

あー^q^



★どうやら2人でわんちゃんのことについて話しているようです
「…捨て犬、なんでしょうか…」
「それか最近辻斬りが多いしさ、もしかしたら一緒にいた親犬が殺されてひとりになっちまったのかも…」
「え!そ、そんな…!」
「あ・いや、あくまでもしかしたらの話だからさ!」
「はい…。でも、どっちみちひとりなんですね、この子…。…まだこんなちっちゃいのに…」
「ああ…うん…」
「……とーどさん…この子…どうするんですか?」
「…分かんねえ。屯所で飼ってやれたら良いんだけど、そういうわけにもいかないし…。お前は?」
「私もお世話になっている身なので、引き取れないんです…ごめんなさい…」
「や、謝んなくて良いって!別にお前が悪いわけじゃ無いんだし!」
「…はい…」(しょぼーん)

「…………。よし!分かった!俺がこいつの里親探してやるよ!」
「え…!ほ、本当ですか!」
「ああ!だから元気出せって!なっ!」
「はい!わ、私もお手伝いします!」
「おう!」


どうやらへいすけくんは弟ポジションじゃなくておにいちゃんポジションだったらしい



★どうやら色々親探しの方法を考えているようです
「とはいえ…どうやって引き取ってくれる奴を探せば良いのか…」
「張り紙をしてみるとか、ですかね?」
「張り紙?」
「ほら、電柱とかによくあるじゃないですか。『ダックスフントの子犬が産まれました。欲しい方はお電話下さい』、みたいな!」
「?……でんちゅう…?だっく…でんわ…?」
「(しまった!)えっと!えっと!…と、とにかく!お知らせするんですよ!もしかしたら、ほしいって言う人がいるかもしれません!」
「なるほど。でも今、筆も紙も持ってねえしな…」
「…う。わ、私もです…」
「(前途多難…)…しゃあねえか。直接声掛けしてみようぜ!」
「え?」
「考えてみりゃ、紙張るよりそっちのほうがよっぽど早えじゃん!それに、もしかしたらぱぱーっと見つかるかもだろ?」
「そ、そうですね!」
「よし!行くか!」
「はい!」


しばらくして


「……うーん。なかなか貰い手いないもんだなあ…まあこのご時勢だしなあ…犬飼う余裕なんてねえか…」
「うん…」
「(あっ!やべっ!)で、でもさ!ホラ!犬好きな奴もいるしな!今日はたまたまそいつに会えなかっただけで、明日は見つかるかもだろっ?」
「…そうだね」
「しっかし、日も落ちてきたことだし。今日はこれくらいで切り上げるしかねえなー」
「うん…」
「だから、そうしょげてちゃこいつも落ち込むだろ?ほら顔上げろって!なっ!」
「…うん。ありがとう」
「そうそう、もすっかり懐かれたんだし、笑ってたほうがこいつも安心するからさ!」
「うん!(へいすけくん…いい人だ…!)」



20101201(どうやら里親探ししてたらなんやかんやで仲良くなったらしいよ!^q^ていうかへいすけくんがいい子すぎて泣けてくる件)